デスクワークや日々のスマホ操作などで肩こりがひどいという方が多いでしょう。肩こりがひどくなって、痛みを感じたり、身体の他の部分に不調をきたして辛いという方もいらっしゃいますよね。肩こりは放っておいても良くなることはなく、困ってしまいますよね。
運動不足が肩こりの原因の1つでもあります。どうして運動不足が肩こりにつながるのか不思議に思う方もいらっしゃるでしょう。
肩こりがどうして起こるのか、運動不足がどのように肩こりに影響しているのかを整理すると、肩こりを軽減するための運動に取り組みやすくなります。運動が苦手な私でも肩こり解消のために取り組める運動がありました。辛い肩こりを軽減させて、毎日元気で笑顔に過ごせるようになりましょう!
肩こりとはどのような状態か

まずは、肩こりの原因となっている筋肉や肩こりになりやすい姿勢を理解して、肩こりの状態を知っておきましょう。
肩こりの原因の筋肉はどこ?
肩こりに関係する筋肉は、7つ程あります。中でも一番大きく、肩こりの主な原因となるのは、「僧帽筋」という筋肉です。この僧帽筋は、首の後ろから背中にかけて大きく広がっている筋肉です。肩をすくめる動作をすると、首の脇に盛り上がってくる部分が僧帽筋です。この筋肉はとても大きいので、血流が悪くなって固まってしまうと、肩こりの原因になりやすいです。
肩こりになりやすい姿勢とは
肩がこりやすい姿勢があります。それは、腹筋に力が入らず、お腹から崩れてしまう姿勢、つまり、猫背になることです。このとき、肩がすくみやすいです。猫背になって肩がすくんだ状態が続くと、肩こりになりやすくなります。
また、ストレートネックになるのも肩こりの原因の一つです。デスクワークやスマホ操作などで肩が内側に入って首が前に出た状態になると、「ストレートネック」という状態になります。この状態では、僧帽筋に力が入りすぎてしまうので、肩がこりやすくなります。
肩こりはストレスでも起こる
ストレスが溜まったり、精神的な緊張状態が長く続くと、気付かないうちに肩がすくんだ状態になります。ストレスが溜まりすぎると、この状態が長く続いてしまい、肩周りの血流が悪くなり、肩こりの原因となるのです。
運動不足が肩こりの原因になる理由と肩こりの解消法

運動不足の状態ではどうして肩こりになるかを知り、運動が肩こりにどんな効果をもたらすのかを知っておきましょう。運動をするモチベーションにつながります。
運動をしないと同じ姿勢が多くなるから
運動不足だと、同じ姿勢が多くなるのも肩こりの原因となります。デスクワークでは座った姿勢が多く、猫背で肩がすくんだ姿勢が続きます。
運動をすると、普段使っていない筋肉を動かしたり、普段はとらない姿勢になったりします。運動をすると筋肉が動かされるので、肩こりになりにくいのです。
運動をしないと血流が悪くなるから
運動の強弱に関わらず、運動をすると、筋肉が動かされます。筋肉の間にはたくさんの血管が通っているので、筋肉を動かすことで、筋肉がポンプのような役割になります。筋肉がポンプのように血液を循環させて、筋肉に新鮮な血液を送り込み、老廃物を流してくれる効果があります。
運動不足になると、筋肉の血流が滞るので、疲労物質が溜まりやすくなったり、新鮮な血液が送り込まれない状態になるのです。肩周りの血流が滞ることで、肩がこりやすくなってしまうのです。
運動不足でストレスが溜まるから
ストレスが溜まることも肩こりの原因となります。運動が苦手で運動自体がストレスになるという方もいらっしゃると思います。しかし、運動をすると、血流が良くなるので、肩だけでなく頭の血流も良くなりますので、頭がスッキリして、ストレスを感じにくくなります。
運動をすると、身体のオンオフ機能ともいえる自律神経というところが刺激されます。運動不足だと、このオンオフ機能がうまく働かなくなります。運動時は、身体の機能がオンになり、運動後はオフの状態になりやすいです。つまり、運動後はリラックス効果があるんです。ストレスが軽減されると、肩がすくんだ状態が解消されるので、肩こりを解消しやすくなるのです。
運動不足を解消して肩こりを減らす方法とは?

運動が苦手いう方や運動不足が習慣化されてなかなか手を出せないという方もいらっしゃるでしょう。肩こりを解消するには、ゆっくりとした身体の動きでも良いです。日頃から肩こりを解消できる運動方法を知って、自分をケアしていきましょう。
肩を回す
運動不足がなかなか解消できないという方も、肩回りをほぐす動きから取り入れてみましょう。最初は「肩が凝ったな」と感じる時だけでも良いです。
デスクワークの合間に肩を回すストレッチがおススメです。肘を曲げて手を肩にのせるようにします。ゆっくりと前後に肩を回してみましょう。肘が上がるときに耳より高い位置に肘がくるように大きく回すのがポイントです。
運動不足になっている方は、最初は動きにくいと思います。肩を大きく回すことを習慣化すると、徐々に動くようになり、肩周りの血流が良くなって肩こりが軽減する効果があります。
ヨガをする
ヨガのポーズの中には、肩周りの筋肉をほぐす効果があります。肩回りの筋肉を使うポーズをとることで、肩の血流がよくなっていきます。運動不足でいきなりできるか心配な方や、ヨガは運動不足の解消になるのか疑問に思う方もいらっしゃいますよね。
ヨガのポーズをとることで、腹筋や背筋などの大きな筋肉を使うこともできます。肩周りに効くポーズをすれば、肩周りはもちろん、全身の血流がゆっくりと良くなっていきます。
また、ヨガは呼吸も入れていきますので、血液に酸素が多く取り込まれます。酸素が多い新鮮な血液が肩回りや脳を巡ることで、肩こりの改善や肩こりの原因となるストレス軽減に効果がでます。
有酸素運動をする
もちろん、ランニング・水泳・エアロビクスなどの有酸素運動を行うのも肩こりの解消になります。有酸素運動は、全身の血流が巡りますので、肩こりだけではなく、運動不足解消やダイエットにも効果があります。もともと身体を動かすのが好きな方や有酸素運動をして日頃の運動不足を解消したい方におススメの肩こり改善方法です。
まとめ

日々のデスクワークやスマホ操作で肩こりが辛いという方が多いと思います。肩こりは、肩周りの筋肉が硬くなるのが原因です。肩こりは姿勢が悪くなったり、ストレスが溜まることが原因でも引き起こされます。
運動不足の方は、同じ姿勢を取り続けることが多くなり、肩周りの血流が悪くなります。運動不足によって、ストレスが溜まって肩がすくんだ状態が続くのも肩こりの原因です。運動をすることで、肩周りの筋肉がほぐれて、血流が良くなります。さらに、運動をすると、リラックス効果があるので、ストレスの軽減にもつながります。
いきなり運動不足を解消しようとしてもなかなか続かないですよね。最初は肩を回して肩周りの筋肉をほぐしていくところから始めてみましょう。ヨガのポーズをとって、肩周りを柔軟にしたり、ストレスを軽減させても良いでしょう。できる方は、有酸素運動を取り入れると、肩こりだけでなく、運動不足解消やダイエットにも効果があります。肩こりを解消して、元気な生活を送っていきましょう!
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